「自動入力」「個人認証」「偽造チェック」
ICカード運転免許証では内蔵のICチップに免許証の情報が書き込まれているため、顔写真など印刷面の情報が変造された場合でも、ICチップ内の情報を読み出すことにより、記載事項の改ざんを確認できるようになっています。
こうしたICカード運転免許証の利点を利用することで、申込書など氏名等の自動入力や本人確認を必要とする会員カードの発行等、偽造免許証による他人名義の契約などを防止することができます。
本ソリューションは市販のICカードリーダーを使用しており、安価にWindowsアプリケーションを構築することが可能です。
サンプル
ICカード免許証読込サンプルアプリケーションを作成しました。
ただし、サンプルのため暗証番号1のみを使用し、本籍および写真の読み込みはできません。
また、偽造チェックも行えません。
対応するカードリーダーは以下の通りです。
- NTTコミュニケーションズ製 SCR331CL-NTTCom
- athena製 ASEDrive IIIe CL
- SONY製 PaSoRi RC-S330
(別途 PC/SCアクティベーター for TypeB のインストールが必要)
注意事項
- ICカード免許証の読み取りには2組の暗証番号が必要です。
- 「住所」は現在記録されておらず「※」が表示されます。
- 偽造チェックおよび本人確認には都道府県公安委員会発行の公開鍵情報が必要です。
- 弊社は、本ソフトウェアの使用により生じたいかなる損失及び損害について、弊社の予見可能性の有無を問わず、一切の責任を負いません。